・Amazonのセラーアカウント開設できたけど、出品できない商品がある
・出品できないって知らなくて仕入れちゃった
・出品規制解除のやり方を最短で知りたい
こんな人たちへ向けてのAnswer記事となっています。
この記事ではAmazonで年商4000万円の運営者が、出品規制の解除方法と解除にオススメのメーカー(カテゴリー)を紹介しています。
解除方法はとてもシンプルで、一度やり方を覚えてしまえば何てことありませんので是非最後までご覧ください。
※最後の方に規制解除を実行する前の注意点を記載していますので、必ず目を通してみて下さい。
Amazon出品規制とは
Amazonの出品規制とは特定の商品が出品できない状況のことです。
出品制限は
・メーカーごとに出品制限がかけられているもの
・カテゴリーごとに出品制限がかけられているもの
この2種類が存在し
Amazonのセラーアカウントをまだ開設したばかりの人や販売実績の少ない出品者には多くの制限がかけられています。
尚、解除しなければ該当のメーカー(orカテゴリー)の商品は出品できません。
(※販売実績を積んでいくと、いつの間にか出品できる状態になっていた。何てこともあります)
該当の商品を出品するためには必要書類をAmazonへ提出する必要がありますので次の項で手順を見ていきましょう。
規制解除方法
規制解除の前に、もう一度出品したい商品が本当に出品できないのかを確認してみよう!
いや、もうこのメーカーの商品は出品できないの知ってるんだよ〜
いやいやちょっとまって!
同じメーカーなのに、ある商品では出品できなくて、ある商品では出品できる何てことよくあるから念の為確認してみよう!
・・・やっぱりこの商品は出品できないようになってるよ〜
オッケー!
それじゃあ具体的に規制解除の手順を見ていこう!
規制解除の手順
①セラーセントラルの商品登録画面へ
②出品したい商品を検索窓に入力
検索窓にASINコード(JANや商品名でもOK)を入力します。
ここで「出品許可を申請」となっていれば、出品規制がかかっていることになります。
じゃあ早速書類を用意しようっと!
まだちょっと待って!
一度ここで「出品許可を申請」をクリックしてみて!
もう・・しつこいな・・・
あれ?こんな画面になったよ?
これで出品規制解除が完了したよ!
こんな風にワンクリックで解除できることもあるから、次回からもダメ元で試してみるといいよ!
ワンクリックで解除できることもあるんだね!あぶなかった〜
初心者の方はワンクリックで解除できないことがほとんどです。
ですがこの後説明する請求書を発行する前に必ずワンクリックでの申請は試すようにして下さい。
Amazonの出品規制を解除するためには
①商品の販売を許可するブランド●●●からの書類1通
②商品の購入に対してメーカーまたは卸業者が発行した請求書1通以上(←ほとんどの方はこちらの方法で規制を解除することになります)
どちらかが必要になります。
今回は、②の請求書の発行方法について解説していきます。
・180日以内に発行されたもの
・合計10点以上の購入
・出品者の屋号と名前と住所が記載されている(全てAmazonに登録済みの情報と一致している必要がある)
・メーカーor卸の名前と住所が記載されている
以上の情報を満たす請求書を準備すれば、出品解除を申請するための準備は完了です。
メーカーやカテゴリーによっては、現物の写真が必要ですが実物の写真を指示通りに撮影してファイルを添付すれば問題ありません(なので商品は解除できるまで開封しないでください)。
請求書を発行してもらうために商品を計10個仕入れるのですが一点気をつけたいことがあります。
出品規制を解除するために仕入れる商品なので、利益を取る目的でリサーチをするのはやめましょう。
リサーチしてもいいですが、難易度がかなり高くここに労力をかけるメリットはありません。
規制解除のための仕入れは、必要経費として割り切りましょう。
次に請求書の入手方法について見ていきます。
ネットでの請求書入手方法
2021年の途中まではビックカメラ.comやヨドバシ.comで請求書を発行してもらい、出品規制を解除するケースがダントツで多かったです。
しかし、上記2社のよる請求書発行が突然中止になり、Amazonセラーたちが一同に衝撃を受けました(ビックカメラは全面中止、ヨドバシは個人名でしか発行できなくなった)。
2022年4月現在、請求書を発行してくれるオンラインショップは
・ノジマオンライン(家電メーカーの解除にオススメ)
・カワダオンライン(おもちゃメーカーの解除にオススメ)
以上の2つです。
ノジマオンライン(家電メーカーの解除にオススメ)
ノジマオンラインは、パナソニックやソニーなどの解除にオススメです。
電池やレンズキャップで解除すると比較的安価で済みます。
初心者の人はまずパナソニックの解除をオススメします
カワダオンライン(おもちゃメーカーの解除にオススメ)
カワダオンラインはバンダイや任天堂などの解除にオススメです。
カワダオンラインでは、1回の注文で合計1万円以上の発注が必要です。
えー、1つのメーカーを解除するのに1万円も使いたくないよ。。
それなら1回の注文で、1つのメーカーの商品だけを仕入れるんじゃなくて「バンダイ」「セガトイズ」「タカラトミー」「任天堂」の4つの商品を一気に仕入れてみよう!
ちなみに、各商品を10個ずつ買って合計1万円以上になればOKだよ!
それなら1メーカー当たり2500円で解除できる計算になるね。
実際仕入れた商品もメルカリなどで販売すれば、1000円くらいの経費で済むよ!
店舗での請求書入手方法
前提としてこれだけは覚えておいてください。
実店舗での請求書発行は最終手段
実店舗で発行した請求書を提出した場合、アカウントがBANになるケースがあります。
理由は、請求書偽造の疑いがかけられるためです。
実際にAmazonセラーフォーラムでも同様の相談が寄せられています。
これ以外にも実店舗で発行してもらった請求書を提出するとアカウントBANになったというケースが続出しています。
偽造をしていなくても、Amazon側が怪しいと判断すれば普通に垢BANされます。
オンラインでの規制解除ができない。でも規制を解除したい。そんな場合は最終手段として
・印鑑
・請求書番号
この2つが請求書に記載(or押印)されているのかを確認しましょう。
それでも偽造の疑いをかけられた場合は購入時のレシートを提出してください。
少なくとも請求書偽造の疑いは晴れるので、アカウントBANだけは避けられるはずです。
ただし何度も言いますが、実店舗での解除は最終手段です。
ここでリスクを取るべきなのかどうかは、ご自身での判断が必要になってきます。
おすすめの規制解除
出品規制は全て解除する必要はありません。
解除してもそのメーカー商品の出品予定がなければ、シンプルに勿体無いです。
ただ初心者の方で「まだ、何をしたらいいのかわからない」って人のためにオススメのメーカーとカテゴリーを紹介します。
言い換えると、これらのメーカーやカテゴリーの商品は利益商品を比較的見つけやすいってことなので、是非参考にして下さい。
メーカー別
- パナソニック
- ソニー(ソニーインターラクティブも)
- フィリップス
- キャノン
- エプソン
- バンダイ
- 任天堂
- タカラトミー
カテゴリー別
- おもちゃの積み木(レゴなど)
- 局所用製品(外用剤)
Aという商品のメーカー出品規制を解除しても、カテゴリー別の出品制限がかかっている場合は出品できません。
上記画像の赤枠で囲った部分が「ブランド名」なのか「サブカテゴリー」なのかを確認してから解除するようにしましょう。
【出品規制解除をやる前に】この3つは覚えておいて!
ワンクリック申請は定期的に実施する
過去に一度ワンクリック申請を試してみてダメだった。
そんな場合でも、数ヶ月したらもう一度試してみて下さい。
基本的にワンクリックでの解除はアカウントの強さ(販売実績など)によってが可能かどうか決まります。
しかし実は時期によっても解除の難易度が変化するのです。
特に12月の繁忙期は、ワンクリック解除のハードルが極端に低くなりますので是非チャレンジしてみてください。
申請するだけならタダです。
どうしてもお金をかけずに解除したいなら、定期的に試してみましょう。
規制対象の商品1個が請求書内に記載されていればOK
請求書内に記載されている商品10個のうち、少なくとも1つは規制対象である必要があります(規制対象の商品でなければ申請する意味がない)。
残り9個は同じメーカーで、かつAmazonのカタログにある商品であれば規制対象ではない商品でもOKです。
同じメーカーなら残りの9個も同じように規制かかってるでしょ?
意外なんだけど同じメーカーなのに、商品によっては規制がかかっていない商品もあるんだよ〜
だから出品したい商品が今も規制がかかっているのかは、常に確認したほうがいいね!
新品と中古では出品規制の有無が異なる
これを知らずに先走って、請求書を発行してしまうことがあります。
中古では出品できるけど、新品では出品できない(またはその逆)
なんてことが多々ありますので、下記画像のように必ずコンディションを選択して「出品許可を申請」が出てくるかどうかを確認しましょう。
まとめ
・Amazonの出品規制とは特定の商品が出品できない状況のことを指す
・メーカー別、カテゴリー別に出品規制がかかっている
・ワンクリック申請は定期的に試してみる(特に12月は解除しやすい)
・請求書の発行は原則、オンラインショップで行う
・実店舗で行う場合は「印鑑」「請求書番号」が必須