この記事はこんな人におすすめです。
- せどり以外の部分でも出費を減らしたい
- 出費を減らしたいけど、何から始めたらいいかわからない
- 固定費なんか見直したことがない
これから資産を作っていきたいのに
年収1000万円稼いでいても、年間1000万円使っていたら意味がありません。
逆に年収400万円でも年間100万円を貯めれば、当然ながら資産は年収1000万円の人よりも増えていきます。
更にこの100万円を毎年投資して、年利5%で20年運用すれば3400万円の資産が築けます(元本2000万円)。
年間で100万円貯めることは一見難しそうですが、月に換算すると、8万3333円です。
こう聞くと、少し頑張れば達成できそうな数字に思えませんか?
今回紹介する固定費を見直すだけでも月に3〜5万円は支出を抑えられるようになっています。
この記事では、ポイントせどりで生活費を稼いで脱サラした運営者が、生活水準を下げずに出費を減らす方法について紹介しています。
あなたはいくつ押さえられていますか?それではいきましょう!
第3位 携帯代
理由もなく、【au、SoftBank、docomo】何れかのキャリアで契約している人は今すぐ乗り換えましょう。
当初私は、家族や友人に格安SIM(プラン)への乗り換えをすすめた際にこんなことを言われました。
- 長年使ってるからポイントが貯まっている
- 家族割に入ってるから、自分が抜けるとまずい
- スマホ代の分割料金がまだ残っている
そんなの全く関係ありません。
- 長年使ってるからポイントが貯まっている
→何のポイントでどれだけ貯まってるか知りませんが、乗り換えれば毎月5000円以上安くなります。ポイントは捨てましょう。
- 家族割に入ってるから、自分が抜けるとまずい
→5000円以上安くなるので、他の家族の固定費が上がったら、その分負担してあげましょう。半分以上お釣りが出ます。何ならあなたが格安SIMに乗り換える方法を覚えて、家族全員に教えてあげましょう。
- スマホ代の分割料金がまだ残っている
→スマホ代が残っていても乗り換えは可能です。心配なら一括で返済しましょう。
格安SIM(プラン)なら正直どれも大差ありませんが
・au回線を使っている人→povo、UQモバイル
・SoftBank回線を使っている人→LINE MO、ワイモバイル
・docomo回線を使っている人→ahamo
でOKです。
同じ回線に切り替える方が、乗り換えがスムーズなことが多いです。
適当に決めるんじゃなくて、自分に合った最安のプランを探した方がいいと言う人もいますが、私は反対です。
理由は「各モバイル会社は頻繁にキャンペーンを打ち出していて、最安のプランは常に変化しているから」です。
最安最適のプランを探すのは悪いことではありませんが、同じ通信容量であれば格安プラン間での差額は数百円です。
こんなところで時間を取って、乗り換えるのが1ヶ月遅れることになれば返って費用が掛かります。
どの格安プランに乗り換えても、1ヶ月の負担額が5000円安くなるなら、何でもいいからまずは乗り換えるのが優先です。
ちなみに私は仕事でスマホを6台持ちですが、全部合わせても毎月6000円〜7000円の間に収まります。
第2位 保険
民間保険は公的保険でカバーできない部分に使う
会社員の方で毎月の保険料が5000円以上なら黄色信号、1万円以上なら赤信号です。
(フリーランス、自営業者の場合は保証が薄いので1万円弱くらいでもOKです)
保険は種類が多くて、複雑。
自分に合った保険が何なのかがわからない。。
結局、知人に勧められた医療保険やら終身保険やらに加入して毎月の保険料は28,000円。
3年前の私がそうでした。
しかし現在では、保険の本質を理解して毎月の保険料は全部合わせて2,113円です。
結婚して子供ができれば掛け捨ての死亡補償と収入保障を付けると思いますが、それでも8,000円前後。
これは万が一の場合に、公的保険だけでは備えられないときのために加入する保険です。
フリーランスの私でこれだけの保険料で済むので、会社員の方はもっと抑えられるでしょう。
この項では、本当に必要な保険に絞って解説します。
フリーランス、自営業者の方は+αで収入保障と就業不能保険を検討して下さい。
掛け捨ての生命保険(死亡保障)
独身で子供のいない方は必要ありません。
この保険は、もし万が一自分がいなくなって家族の誰かが生活に困ってしまうのを防ぐために入る保険です。
自分が亡くなったときに、両親にお金を残せたらいいなと思って入る保険ではありません。
保険金は、一時金として2,000〜3,000万円の保険が良いでしょう。
子供の人数に応じて保証額を増やすのが良いです。
子供が大学を卒業するまでに必要な費用は3,500万円です(大学のみ私学で、文系の場合)。
冒頭でも述べたように、この3,500万円を全て民間の保険でカバーする必要はありません。
公的年金で賄いきれない部分にだけ使えば良いのです。
- 遺族基礎年金:120万円/年
- 遺族厚生年金:40〜70万円/年(月収により前後)
合計160〜190万円/年間(13万円〜16万円/月)が公的年金(国)から支給されますので足りない部分を掛け捨ての死亡保障で補いましょう。
【公的年金だけでは足りない部分の金額を計算】
子供が2人の場合で、最もお金に困るケースで想定します。
それは、0歳と1歳のときに稼ぎ頭の自分が亡くなったときですね。
子供が大学を卒業するまでに必要な最低費用は3,500万円です。
子供が2人なので3,500万円✖️2=7,000万円の費用がかかります。
しかしこの7000万円は一気に支払う必要はなく、約22年間で必要になってくる金額と考えましょう。
→7,000万円➗22=320万円/年間
が必要になります(必要出費は年度によって異なる)
公的年金で年間160万円が賄えるので、残り半分の年間160万円を民間保険でカバーします。
160万円✖️22年=約3,500万円
保険金が3000万円でも、22年間で500万円くらいなら労働で十分カバーできますね(500➗22=約23万円/年間を貯金)
保険金が2000〜3000万円であれば、保険料は月に2000円〜3000円くらいに収まるはずです(非喫煙者、健康体の場合)。
掛け捨ての生命保険の場合、大差はありませんが数百円でも安くしたい方は相見積もりを取ってみましょう。
火災保険
賃貸の場合は、年間4000円(月333円)ほどの火災保険にしましょう。
マンションによっては、入る保険が勝手に決められていることもありますが、管理会社に連絡すれば変更できる場合が多いです。
火災保険の見積もりを無料で利用できるので、活用してみましょう。
おすすめは日新火災の「お部屋を借りるときの保険」です。
火災保険の一括見積もりサービス保険料は年額4000円のプランで
- 家財100万円
- 修理費用300万円
- 借家人賠償責任2000万円
- 個人賠償責任1億円
までが支払い限度となっています。
月300円ちょっとでこの補償は有難いですね。
自動車保険
自動車保険は既に加入されている人がほとんどかと(もちろん車所有者で)。
注意したいのが、車両保険。不要です。
理由は
- 保険を使うと等級が下がって、保険料が上がる
- 等級を守るために結局保険を使わずに修理することが多い
車両保険をどうしても勧めろと言うならば、新車を買って1年以内までですね。
車の修理費用は貯蓄で賄いましょう。
第1位 経費
最もインパクトのある支出を減らす方法は、本業以外のビジネスを持つことです。
見直すべき固定費と言いながら、最後は変動費です。
例えば、グルメ関連の記事(ブログ)を書く副業をしていたとしましょう。
記事を書くためには当然、実際に外食しなければなりません。
記事を書くために外食をしたわけですから、そこでの飲食代は全て経費になります。
(※あくまでも記事を書くための外食の場合ですのでご注意ください)
ここからは対話形式でご覧ください。
経費になると何が良いの?
一言で言うと、所得が低くなるんだよ
んーー?所得って年収のこと?
所得と年収は少し違って
年収ー(控除+経費)=所得 になるんだ
この所得が多ければ多いほど、たくさんの税金を納めないといけないんだ
累進課税ってやつか!
その通り!
じゃあ、年収を下げれば所得が低くなって税金も安くなるね!
それは間違いないんだけど、年収が下がっちゃったら税金が安くなっても意味がないよね?
じゃあどうしたらいいの?
(控除+経費)の部分を大きくするんだよ!
控除には「給与所得控除」や「青色申告控除」など色々あるけど、今回は経費に焦点を当てて説明するね
サラリーマンは「ノーガードで税金を取られる」って言うのを聞きますよね。
正に、経費が使えないから税金対策ができないのです。
そこで副業(自分のビジネス)を持つことで、経費を使えるようにします。
あれ?でも副業で稼いでない間は売上がないから、どっちみち税金払わないし意味ないじゃん。。
実は本業の所得と副業の所得は合算できるんだよ。
え!そうなの!
副業で所得が20万円を超えない場合、確定申告は不要なのは有名な話ですが、実は赤字の場合は確定申告をした方が得するのです。
具体的には本業で支払った税額の一部が返還されます。
副業をしてることが会社にバレたくないよ〜
そんなときは以下の2点に注意すれば大丈夫!
①確定申告を自分でする(税理士に頼んでやってもらってもOK。1〜2万円程度でやってくれます)
→住民税の納付額で収入が逆算されます。
②周りに公言しない(仲の良い同僚であっても)
→実はこのパターンでバレるケースが一番多い
自分で副業してるなんて言わないよ〜
でも意外と同僚にこっそり話したのが原因でバレるパターンが一番多いんだよ
えーー!そうなの!
ちなみに開業届を出したら会社にバレるという人がいますが、全くそんなことはありません。
開業届を出して(青色申告控除も一緒に)まずは経費を使える環境を作りましょう!
まとめ
- スマホは格安SIM(プラン)に乗り換える
- 支出を5万円下げることの方が簡単
- 掛け捨て保険、火災保険、自動車保険以外は解約する(他は貯蓄で賄う)
- 経費を上手く使って、納める税金を軽減する