この記事はこんな人におすすめです。
- 配送方法が多くてどれがいいかわからない
- 使ってる配送方法が最安かどうかわからない
- 配送業者が多くて、調べるのが面倒
結論から言うと発送方法は4パターン覚えれば大丈夫です。
一度覚えてしまえば発送方法で悩むことは無くなるので、疑念のある方はぜひ最後までご覧ください。
本記事ではせどりで年商4,700万円の運営者が、せどりで利用すべき発送方法を解説しています。
数十円差の送料でも、年間にすると数万円の差になるので早い段階から最安の発送方法を把握しておいてください。
それではいきましょう!
Amazon自己発送は基本「ヤマト運輸配送サービス」がお得
前提として、Amazon自己発送の場合
「宅急便コンパクト」以外はヤマト運輸配送サービスを利用すればOK
です(前月の発送数が500箱以上の場合は除く)。
また、2023年1月1日からは「ネコポス」料金が高くなる(正確にはPR期間が終了する)のでクリックポスト(全国一律185円)で代用しましょう。
Amazonヤマト運輸配送サービスの詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
Amazonヤマト運輸配送サービスは使うべき! 自己発送するなら一択!【例外あり】
送料を安くするための発送方法 4パターン
サイズの小さい順から
- クリックポスト(日本郵便)
- 宅急便コンパクト(ヤマト運輸)、レターパックプラス(日本郵便)
- ゆうパック(日本郵便)
以降は各発送方法のメリットと注意点を記載しています。
クリックポスト(全国一律185円)
2022年7月20日よりクリックポスト(日本郵便)の送料は全国一律185円になりました(以前は198円)。
端から端の北海道→沖縄に発送しても198円です。
但し、サイズに制限がありますので注意してください。
図のように、長さ34センチ、幅25センチ、厚さ3センチ、重さ1㎏以内が条件になっています。
3センチ以内であればほとんどの商品が送れるはずです。
ギリギリ3センチを超えるものや、長さや幅がオーバーするものは後述する宅急便コンパクトorレターパックプラスを利用しましょう。
クリックポストという名前が付いているくらいですから
ポストに投函するだけでOKです。
クリックポストの伝票は下記より発行することができます。
上記URLよりアカウントを作成し、発送元・先情報を入力してクレカ決済をすれば即時発行されます。
印刷した伝票を箱にテープなどで貼り付けても大丈夫ですが
Amazonでクリックポスト専用のラベルシールが売られているのでこちらを使ってもいいです。
あとはクリックポストの箱を用意する必要があります。
箱はサイズが適正であれば、何でも大丈夫ですがビジネスとしてやっていくのであれば、箱は統一してしまった方が良いでしょう。
私はクリックポストの最大サイズを購入しています。
宅急便コンパクト(379円〜841円)
クリックポストには収まりきらない商品は宅急便コンパクトで送りましょう。
最安で商品を発送するまでの手順は
- クロネコメンバーズに新規登録する
- メンバーズカードに現金チャージする
- クロネコヤマト公式アプリをインストールし、発送する商品の情報や住所などを入力する(これにより二次元バーコードが作成される)
- 商品を専用のBOXに梱包し、ヤマト営業所へ持ち込む
- 営業所内に「ネコピット」という機械があるので、先ほどアプリ内で作成した二次元バーコードを読み取って、伝票を発行する
以上が大まかな流れになります。
ここからは初心者の方には馴染みの薄い「クロネコメンバーズ」と「専用BOX」について解説します。
クロネコメンバーズ
クロネコメンバーズに登録するだけで、様々な割引を受けることができます。
クロネコメンバー割は「クロネコメンバー割(以下:メンバー割)」と「クロネコメンバー割BIG(以下:BIG割)」の2種類あります。
図のように、メンバー割の方は割引率が10%なのに対し、BIG割は15%割引を受けられます。
どちらも年会費などの費用はかかりませんが、この2つの違いは1回あたりのチャージ金額にあります。
メンバー割は1回3,000円からチャージできるのに対し、BIG割は最低でも5万円のチャージが必要です。
現金チャージのみの対応なので5万円が一気に手元からなくなってしまうのが困る人はメンバー割から始めた方が良いでしょう。
ですがおすすめは圧倒的にBIG割です。発送数が多くなるとこの5%はボディーブローのように効いてきます。
宅急便コンパクト専用BOX
宅急便コンパクトは、ヤマト運輸専用の箱に梱包して商品を発送します。
箱は2種類あり、どちらも1つ70円で購入できます。
基本的には上の箱型BOXを使用すると良いでしょう。
下の薄型専用BOXは「厚さ8mm程度まで収納できる」と書いていますが、これはあくまで目安であり、厚さの制限は明記されていません。
なのでこのように箱を変形させれば
厚さ10センチくらいまでのものは簡単に梱包できます。
ですが個人的にこの梱包はおすすめしません。
理由は2つあり
①営業所によっては受領してくれない
ヤマト運輸の公式HPには
※宅急便コンパクト専用BOXが著しく変形している場合、宅急便(60サイズ~)でのお預かりとさせていただきますのでご注意ください。
と書かれています。
この「著しく変形」の部分が担当者によって解釈が異なるため、営業所によっては受領されないかもしれません。
②購入者が受け取った際に、不信感を抱いてしまう
いくら緩衝材を巻いて、商品に傷がつかないようにしたとしても、こんなパンパンに膨れ上がった商品を見ると不自然に思えてしまいます。
初心者の頃、私はこの発送方法で購入者の方より梱包の不備を指摘され、低評価を付けられてしまったことがあります。
それ以降、薄型専用BOXはほとんど使用していません。
どちらも発送方法を用いるにしても、購入者の方が受け取った時の気持ちを想像して梱包しましょう。
レターパックプラス(全国一律520円)
全国一律520円で購入することができます。レターパックプラスの箱自体に送料が含まれているのが特徴です。
宅急便コンパクトの薄型専用BOXとほぼ同じサイズなので、同じ大きさの商品であればほとんどの場合、宅急便コンパクトの方が安くなります。
ですが沖縄など、距離によってはレターパックプラスの方がお得になるので520円を境界に使い分けてもいいです。
ちなみに宅急便コンパクトと違って、レターパックプラスは蓋が閉まれば必ず受領してくれます。
公式HPにも
A4サイズ、4kg以内の記載があります。少なくとも私は断られたことがありません。
厚さ制限はないにせよ、受け取った人の気持ちを考えて使用するかどうかを判断しましょう。
レターパックには伝票はなく、直接書き込んでも大丈夫です。
私はフォーマットをエクセルで作成して届け先の情報を入力するだけにしています。
ゆうパック(567円〜)
60サイズ以上は全てゆうパックで発送しましょう。
ゆうパックを最安に利用するには
- スマホ割というアプリをインストールして、発送元・先情報を入力する(発送元情報を登録しておけば、2回目以降は入力を省略できます)
- 郵便局へ発送する商品を持ち込む
- アプリから二次元コードを発行できるので、郵便局内に設置されている機械(ゆうプリタッチ)にかざして伝票を発行する
- 窓口へ商品と伝票を持っていく(伝票は自分で貼り付けますが、初めは局員の所へそのまま持って行ってOKです)
上記、①〜④をするだけで下記の割引を受けることができます。
- スマホ割の利用:180円引き
- 郵便局への持ち込み:100円引き
- 継続利用割引(1年間で10個以上利用で適用される):10%引き
以上が、ゆうパックを最安で利用するための方法です。
※場合によってはビック割を使ってヤマト宅急便で発送する方が安くなります。
あまり大差はありませんが
- ビック割は現金なのに対して、クレカ決済ができる
- 比較的早く着く
以上の点から個人的にはゆうパックをおすすめします。
まとめ
- Amazon自己発送ならヤマト運輸配送サービスが第一選択
- 厚さ3センチ以内ならクリックポスト(全国一律185円)
- 60サイズ以上はゆうパック
- 厚さ3センチ以上、60サイズ未満は宅急便コンパクト、レターパックプラスで試す
- 購入者が受け取った時の気持ちを考えて発送方法を考える